| ■吉原宏太選手×西野朗監督問題の真相 |
吉原選手は試合時間残り5分、リードした場面で途中出場。西野監督からは前線からの守備を指示されていたが「3-0で守備をしろと言われても…。自分はFWだから」と得点を狙いに行き、結果的にそれが西野監督の逆りんに触れた。(ニッカン)
一見、この記事を読むと、吉原選手は大人気ない、プロとしてあるまじき行為と思われるかもしれません。しかし、吉原選手がここまで言わざるを得なかった理由が、ガンバ大阪にはあるのです。
まず踏まえておかなければならないのが、西野朗監督のことです。ガンバ大阪の監督になって4年目。その間優勝ゼロ。プロサッカーとしては優勝経験無しで4年も同一監督をするケースは世界的にみて稀です。なぜかと言いいますと、監督好みの選手がトップで4年間も固定されてしまうため、例え能力がある選手がいても全く起用されないケースがあるからです。ガンバもまさにその状態にあります。サテライトリーグ、練習試合で結果を残そうが、Jリーグではチャンスを与えてもらえない、モチーベーション低下した選手が、ガンバサテライトにはたくさんいるのです。
そして、西野監督は個性的な選手を嫌う傾向があります。過去には新井場選手、マルセリーニョ・カリオカ選手、チキ・アルセ選手等大物選手までフィットせずガンバを後にしています。一時期スタメンを外された宮本選手の件も同様です。それで優勝してたら誰も文句は言わないんですが…
西野監督がテーマにしているのは、サイド攻撃です。しかし、実際はどうでしょう。サイドというよりは3トップの個人技に頼っているのが現状です。サイドの選手からのクロスで点を入れるなんてのはなかなか見れないでしょう。「パスが繋がって点になっているではないか」というご指摘を受けそうですが、それは4年も固定選手を使っているのですから、自ずとそれぞれの性格はつかめているでしょう。
西野監督は2年目の途中に解任されそうになりました。しかし当時は、オールスターゲームの監督人気投票で、成績が悪いにもかかわらず1位になったのもあり、そして当時は次期日本代表監督候補となっていたため、川淵キャプテンの圧力により続投となったのです。因みに2人は早稲田大学の先輩後輩の関係です。プロとしてあらなければならない所が、昔でいうアマチュア、社会人体質が残っているのです。
上記を踏まえて、もう一度記事を読み直して下さい。見方が変わってくるでしょう。選手生命は短いのです。吉原選手は選手生命でもっともベストの時期なのですよ。アクションを起こして当然です。
吉原選手はテクニックもあり、コンスタントに得点を取れる能力を持っています。元日本代表なのです。当然返り咲くことも考えているでしょう。そう上、ガンバの中では、明るくて、個性的で、そしてサポーターのことを第一に考える選手です。分裂していたサポーターを一つに纏め上げたのも彼の功績です。そんな選手が軽率に言葉を発するわけがありません。おそらく吉原選手は、自分自身の起用法の件もありますが、サテライトで干されている若手選手の件、そして4年間も西野監督を野放しにしているガンバ大阪フロントの無能振りを代弁してるのでは無いでしょうか。もしこの発言が西野監督2年目だったら大人げ無いかもしれません。しかし、もう4年目ですよ!!
これがアマチュアチームの監督だったら、なんの問題もありませんし、僕も何も書きません。しかし、ガンバ大阪はプロのチームです。サポーターはお金を払い試合を見に行っているのです。サポーターは、満足できない試合に対しては、フロントに対して働きかけねばなりません。そして、フロントはそれに対し検討しアクションしなければなりません。それがプロの世界なのです。しかし現実は非なりなのです。それがガンバ大阪の現状であり、それを代表して吉原選手が代弁してくれたのでは無いでしょうか。吉原選手とはそういう選手なのです。彼が出て行く必要はありません。出て行くの人は他にいるでしょう!!
これはガンバ大阪を愛しているからこそのコメントです。優勝を夢見ています。その点をお忘れなく。
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| ■右サイド、最も適した選手は…。 |
ガンバはサイドが不足していると言われていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
西野監督はサイドが不足していると言っているにもかかわらず、サイドの選手を試そうともせず、右にボランチタイプの橋本選手と、左に攻撃手MFタイプの二川選手を常に使っています。西野監督と言えば、選手の固定が有名ですが、その固定のせいで、有力選手にもかかわらず、まだ日の目を見ない選手が地下に埋もれていて気の毒な気もします。右サイドは単純に松下選手を使うもいいと思うんですが、それすら試す時間が短くフルタイムではありません。
まぁ、ここらへんの事は、普段から観戦レポで書いていますので、それを読んで下さい。今日コラムに書きたかったのは、今いるメンバーで工夫する方法です。クロスが入らないサイド選手では、試合内容では勝っていても試合に勝てないのが現状です。しかし素晴らしいサイドの選手がいれば、一本のクロスで試合を決めることも可能です。
日本代表の試合を見ていて、ハッとしました。そして、その時にこれはガンバでもいけるって確信したのです。それは遠藤選手の右サイドへのコンバートです。遠藤選手と言えば、フリーキックも蹴れるほど、キックの精度が高い選手です。ガンバの試合でも松下選手が出場している時に、たまにポジションチェンジしてサイドから素晴らしいクロスを提供しています。
現状はボランチとして出場していますが、ガンバはボランチタイプの選手が沢山いるので、ボランチに関しては大丈夫だと思います。ボランチタイプの選手に守備的MFを任せ、右サイド遠藤選手のオーバーラップ後も、その後ろのスペースをWボランチにケアしてもらいます。
西野監督と言えば橋本選手と遠藤選手は必ず使っています。なので橋本選手をボランチにし、右サイドに遠藤選手にするのが一番簡単で機能しやすい方法では無いでしょうか。ガンバは日本代表の宮本選手と遠藤選手、そして大黒選手がいなくても勝つほどの実力を持っているので、ボランチは遠藤選手が不在の時にしくメンバーでいいのではないでしょうか。そして右サイドに遠藤選手が入ります。右サイドの遠藤選手って見たいと思いませんか。当然彼は守備もこなせるんで問題はないでしょう。その上あのクロスを持っています。質の高いクロスをどんどん上げ貢献と思いますよ。そうすれば3トップのアラウージョ選手、フェルナンジーニョ選手、大黒選手ももっと生きてくると思います。
日本代表の遠藤選手は、国内組ではスタメンですが、海外組が帰ってくると出場できず、ベンチ入りすら出来ないのが現状です。でももし遠藤選手が、右サイドとしてガンバで機能したらどうでしょう。不満が残る右サイドの加地選手に代わり、遠藤選手が右サイドを常に任せられる日本代表に成長できそうな気がしてなりません。
このガンバのコンバートは、同じ選手を使っているんでそんな難しいことではないでしょう。選手固定が大好きで、コンバートが大好き、そして遠藤選手を攻撃面で期待している西野監督のことですから、実現はありそうだと思いませんか。もし西野監督に会われる方がおられましたら、ぜひともお知らせ下さい。

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| ■開幕直前、1シーズン制の意味。 |
待ちに待ったJリーグ2005年シーズンが始まりまろうとしています。昨年度と大きく違う点は、ステージ制が廃止され、1シーズン制になったことです。日本独自の制度が廃止され、これでやっと海外のリーグに、少し近づいたと言えます。では、2ステージ制があることが、なぜダメなののでしょうか?
まず挙げられるのが、リーグにも関わらず短期決戦になってしまっていた点です。短期決戦なので、開幕ダッシュに失敗すれば、その時点で優勝を逃してしまうことになっていました。引き分けが制が導入されていましたが、勝たないと優勝できないので、引き分けの1点の重みが軽かったと言えるでしょう。
1シーズン制になると、どんなに強いチームでも必ず公不調の波がやってきます。不調の時に、如何にして好不調の波を少なくするか、如何にして引き分けを取るか、この点が優勝への道と言えるでしょうね。海外リーグでも常に上位にいるチームが、最初の2、3試合躓いた場合でも、最終的にはそのチームは優勝争いに食い込んで来ています。そういう例から見ても、1年を通した長期戦は見ごたえがありますね。
そして、もう一つ重要な点があります。2ステージ制の時は、1stステージがダメだったとしても、その時点でリセットされ、また一からやり直せるという利点がありました。そこは一見、ファンからすると良さそうにも見えますが、実は悪い点が隠されていたのです。リセットされた時点で、また同じ選手が使われてしまっているのです。つまり、若手をデビューさせにくいリーグとなっていたのです。
この点も1シーズン制になったことで解決されます。チームが不調の時に、若手をデビューさせチームに変化を求めたり、優勝チームが決まった後でも来期に向けたチーム作りのため、一挙に若手を投入させることも可能になります。今までは、ナビスコカップや天皇杯の始めの方でしか見られなかったのが、今年からJリーグの中でも見られることでしょう。そういう点から見ても1シーズン制が楽しみになってきました。
今年は代表予選イヤーでもあるので、代表組である宮本選手、遠藤選手、大黒選手が抜ける時期がやってきます。また、8月に日本B代表も選ぶという話も出てきています。そうすれば、二川選手や山口選手等も選ばれたりするのかもしれません。そういう意味でも若手がどんどんJリーグの試合に出ていかなくてはならない年でもあります。今年若手が見られることが多くなればなるほど、ガンバにとってチーム力の底上げとなり、優勝へ一歩近づくのではないでしょうか。
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